餅つき大会ありがとうございます。
14日は、雪の降る中OBのお客様に集まって頂き、ありがとうございます。
お客様と一緒に楽しい時間を過ごせてすっごく幸せでした。
餅つきいかがでしたか。
いっぱいついて頂けましたか。
私たちの世代でもあまり餅つきを経験したことがある人は少ないですね。
学校などで、数回杵を落とした程度の方が多いのではないでしょうか。
そういったこともあって、へとへとになるほど餅つきをやってもらいたいと思い今回の企画をたてました。
子供たちにもいろいろ経験してほしいなという思いもありました。
今、私たちの仕事は、知能労働が仕事の多くの部分を占めるようにどんどん多くなってきています。
知能労働は、考えることやセンスを要求されます。
でも、センスや考えること、洞察力というのは、経験がないと成長しません。
しかし、一方でどんどん便利になっていく日常では、経験がどんどん減っています。
どういうことかというと、昔は、ご飯を食べるにしても、まず、川や井戸などで水を持ってこなくてはなりません。
また、お米は、もみまきから田植え、草取り、水の調整やら刈り取るまでにもものすごい手間がかかりますね。
そして、やっと脱穀精米して、おかまに火を起こし、水とお米を入れておかまで薪をくべておコメを炊くのです。
一食食べるためだけでも様々な経験が必要だったわけです。
火を起こして火加減を調節するのにも、どれくらい薪を外したらいいかを考えないといけない。
そういう、経験を絶えずしなければいけない。
そういった経験が、洞察力やセンスを育てていました。
しかし、現代は、便利で子供が経験することが少なくなってきてしまい、考えることや洞察力が弱まるというより、退化してしまう傾向にあると思うのです。
寿命は、あと20~30年すると100歳くらいになるそうです。
しかし、このままでは、人生は、人間にとってただ間延びした時間でしかなくなります。
きっと、人生50年といった時代は、現代人より濃い時間を過去の人たちは過ごしていたのでしょう。
だからこそ、私たちは、多くの経験をしなくてはいけないと思うのです。
これからも、様々な企画を作り出して、いろいろなことを考えていただけるきっかけになればいいなあと思っています。
期待していてくださいね。