家づくりを研修中です。
今、国際たくみアカデミーの生徒さんがインターン研修に来ています。
松岡君です。
彼は、いい大工さんになることを目指しています。
がんばって、うちから習得できることは、なんでも学んでいって下さいネ。
ちなみに、松岡君は19歳です。
たぶん親さんと私と同じくらいの年代でしょう。
ちょっと、複雑な気分です。
でも、若い子がくるっていいですね。
新鮮な気持ちになれます。
こちらの方が学ばせてもらうことも多いですね。
仕事というと日々の作業をこなすという事に重きを置きがちですが、会社を存続させるファクターは、色々ありますが、教育も会社存続させる大きなファクターのひとつです。
しかし、小さな会社では、そこに重点をおけない会社が多いのも事実です。
一人の社員を育てるのには、莫大な費用がかかります。でも、その子が辞めてしまったらその費用は、捨て銭になってしまう。
けれど、教育に手間と費用をかけないと人は育たない。このジレンマの中で、会社をスパイラル状に成長させていかなければならない。
当社のように急速に成長している会社は、社員一人一人の仕事も毎日変化していきます。
その求められる仕事についてこれなくて挫折していく子も多いです。
でも、大事なのは、自分と自分の仕事と会社に価値観をもってもらうことです。
当社のように小さな会社にくる子は、どちらかというと勉強ができない子が多い。
特に今の学校教育は、学力くらいでしか評価されないので、それがない子は、コンプレックスを持っていて自己重要感が低い子が多いのです。
そういう子は、すぐに折れてしまいます。
いかに自己重要感を持たせながら困難な仕事を与え、乗り越えさせて、自信と覚悟を持たせるか。
大変なことですな。
でも、会社経営は、楽しいです。
若い子たちの成長を見守っていきたいと思っています。