工務店のモデルハウス視察
四国の先輩工務店さんのモデルハウスを視察してきました。
まあ、四国へ来るたびにモデルハウスを視察してますな。
何件目でしょうか。
僕らプロもいろんな方の作品を見て、常に勉強しています。
そうやってセンスを磨いています。
住宅のデザインもファッションと同じで流行の流れがものすごく早いのです。
もう、2年前くらいのデザインは、今見るとトレンドでは、なくなっているなと思います。
ドアノブ一つとってもセンスを感じますね。
一つ一つのディテールにこだわることもデザインの完成度を上げるには、必要なことですね。
このお宅は、近々に見学会を開くそうです。
いっぱいいる人は、僕ら工務店の社長たちです。
勉強熱心な尊敬できる人たちです。
家具へのこだわりも統一感を出すには、必要ですね。
うちも今、家具を含めた、家具をセットにした家の販売も考えています。
ここは、2階のホールです。
この家は、33坪くらいなんですが、2階にもホールがあります。
出来るだけ、余裕のある間取りを書きたいと思っていますが、いろんな意味で(笑)なかなか書かせてもらえないなあということが多いですな。
設計者としては、こういう余裕のある設計をしたいものです。
これ表札なんですよ。
アイアンの板。
すごいですなあ。アイアンなので、時間が経つと錆びてきてそれが独特の風合いを出すんです。
錆びたら、朽ちてしまうっていうことしか考えられない人には不向きです。
でも、今時間の経過を感じるものをかっこいいと思うようなデザイン思考が流行ってきています。
それは、僕はすごくいいことだと思っているんですね。
何故かというと日本人って新しいものこそいいものみたいな風潮があって、古いものをあえてお金を出して買うっていうことをあまりしないような気がします。
でも、古いものを見て味があるとか、かっこいいと思う志向性がある人が増えているのは、文化が成熟してきた証だと思うんです。
日本人も過酷な毎日のなかから時間の流れを感じるものに魅力を感じれるようになったんですね。
週末は、感謝祭。待ってますよ。