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あなたは、家づくりに、新築の記念に、どんな思い出を残しますか?

2015-11-11

T様新築おめでとうございます。

あいにく予定していた8日は、雨になり3日ずれこんでの上棟は、天候にも恵まれ、無事終えることができました。

さて、上棟とは、もともとは、冠婚葬祭の一つでした。

男子が一国一城の主になる記念の日です。

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近所の人や親戚中を集めて上棟のお手伝いや酒宴をしたものです。

地方によっては、餅まきやおひねりを屋根から撒いたり、赤飯をご近所に配ったりしました。

 

私が、小さな頃、父は、上棟と言うと多くの引き出物やら料理やらをおみやげに持って帰ってきたものでした。

それが、ちょっと楽しみであったり

中学のころには、職人さんに交じって上棟の手伝いに出ていました。

ご祝儀目当てでしたが。中学の子供にとっては、当時で3000円5000円のお金は、魅力でした。

 

今でも当時の写真があります。(現役20年の大工経験ですが、実は、もっと長いんですな)

 

しかし、今は、そんな風習はまずありません。

当社では、写真のように梁に名前を書いて、それを自分でかけやという大きな木のハンマーで納めてもらうという儀式をしています。

建築途中のしかも、上棟中の現場に入り、地上6mという足場の上で職人に交じってかけやを振るうことは、一生の思い出になることでしょう。

どの家庭のご主人も興奮してやられます。

 

実は、これには準備が必要です。

まず、保険に入って頂きます。

工事現場なので本当に危険ですから。

私たちは、労災がありますからいいですが、お客様は、何もないので保険が必要になります。

また、忙しいさなかに施主さんに上ってもらうために足場を作ります。

私たちは、巾10センチの平均台の様な梁の上を歩きますが、まさか、素人の施主さんにそんなことはさせられませんので、足場をつくるわけです。

それでも地上6m。目線位置は、7mを越えてきます。

高所恐怖症の人には、無理です。

そして、記念撮影用のカメラを持ち、盛り上げてもらうためにあらかじめ職人に掛け声をかけてもらうようにします。

そして、かけやが梁を叩く音が天にこだまします。

 

ささやかですが、これが当社の演出です。

 

なぜ、こんなことをするかというと、そういった祭事が、少なくなった昨今、人生の思い出として味わって頂きたいからです。

忙しい現代人。地域のお祭りまで消えていったり、簡素になっている現代に人生の節目の思い出を味わって頂きたいというささやかな願いからです。

残念ながら、T様は、上にあがって頂けませんでしたが、自分でお書き頂いた毛筆の家族の名前と日付は、天井が張られるまで工事中しばらくは、下をにらんでいるでしょう。

 

そして、この名前が、白日さらされる時は、この家の寿命が尽きる時です。

それは、50年後か、80年後か。それ以上でしょうか。

建てた者としては、それがより遠い未来であることを願ってやみません。

そして、それが、幸せの器としての役割を全うしてくれることを。

 

T様、おめでとうございます。

スタッフ一同、祝福と感謝申し上げます。

 

 

 

 

 


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